不動産広告の「おとり広告」ってなに? 賃貸コラム
以前「おとり広告」についてコラムで少しふれた時に多くの反響をいただきました!
「知らなかった!でも今どきそんなことあるの!?」
「そういえば思い当たることがあるかも・・・。」
などなど💡
そういうわけで本日は、「おとり広告」についてお話していきます!
おとり広告の種類
まず、おとり広告には以下のようなものがあります。
契約済み物件の広告
契約が決まっているにもかかわらず、掲載され続けている物件の広告
(こちらが一番多いです💦)
架空物件の広告
実際には存在しない物件の広告。または存在しても広告内容と実物が異なるもの。
意思のない物件の広告
物件はあっても、そもそも広告主に売却意思がない物件の広告
なぜ「おとり広告」が存在するのか
不動産業者が、おとりの物件情報によってお客様からの問い合わせを獲得して来店を促し、代案として別の物件を紹介して売上につなげるためであると言われています。
おとり広告による代表的な誘導を以下に例として載せておきます。
例
【お客様からお問い合わせの電話】
お客様「このお部屋ってまだ空いてますか?」
不動産業者「空いてますよ!それでは一度ご来店ください!」
↓
【お客様ご来店】
不動産業者「すいません、そのお部屋、ちょうど今日他で契約が決まってしまったんです!代わりに似た条件のお部屋をご紹介しますね!」
おとり広告対策
実際は案内してもらえないお部屋のために動くのは時間の無駄ですよね?それではどうやっておとり広告ではないかを確認する方法をお伝えします。最も良い方法は、不動産業者と「現地待ち合わせ」の希望を伝えることです。現地待ち合わせの希望を伝えて、不自然に来店の誘導をされたら注意ですね💡
最後に・・・
優良物件はそもそもネットに掲載するまでもなく、契約が決まってしまう傾向にあります。不動産業者からすると広告費のかかる「ネット掲載」とは言わば最後の手段とも言われています。
おとり広告は、消費者が「まずネットで調べる」という時代を逆手に取った悪質な手法です。しかし、おとり広告をするのも不動産業者ですが、ネット掲載前の情報を持っているのも不動産業者です。お引越しは、信用できる不動産業者に相談してくださいね!
最後に最近おとり広告について書かれた記事のリンクを載せておきます💡
【駅近!格安!契約済み… 賃貸「おとり広告」の対策本腰:朝日DIGITAL】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00000062-asahi-soci